エルシスについて

弊社は整骨業に基づく電気刺激による筋骨格系の痛みの鎮痛について研究開発を長年行い、「痛みに関する活動電位の電気信号(Hz)」と「自律神経系器官を調整する活動電位の電気信号(Hz)の一部」を推定いたしました。

自律神経系器官の調整には化学伝達物質と受容体だけでなく活動電位の電気信号が必要不可欠で、この活動電位の電気信号と同じ電気信号を人体に非侵襲印加(入力)することで、痛みの鎮痛(条件付き)、および、自律神経系器官の一部の調整が可能と考え、試作電気調整器「エルシス SE-3MO3」を開発いたしました。

現在、非侵襲による医療・健康技術の中心は薬剤ですが、非侵襲による電気刺激療法(電気信号入力)は薬剤とは作用が違い、これまでにない新しい医療・健康技術になるものと考えております。弊社の試作電気調整器「エルシス SE-3 MO3」は薬剤では困難な医療・健康問題の解決の糸口となり、悩み、苦しんでおられる人々に少しでもお役に立てることを願っております。

会社案内

概要

社名
株式会社 エルシス
設立
2021(令和 3)年11月
所在地
栃木県小山市粟宮1-10-3
代表者
日向野 眞一

沿革

1982(昭和57)年
日向野整骨院設立
1985(昭和60)年
有限会社 整骨鶏卵設立
1992(平成 4)年
(有)整骨鶏卵を(有)楽電と改める
1999(平成11)年
電気刺激治療器「エルシス SH1200」(厚生省認可)委託・製造・販売
2016(平成28)年
電気調整器「エルシスSE-3MO3F」試作器制作
2018(平成30)年
電気調整器「エルシスSE-3MO3K」試作器制作
2021(令和3)年
電気調整器「エルシスSE-3MO3C」「エルシスSE-02MA」試作器制作
2021(令和3)年
有限会社楽電を株式会社エルシスと改める

試作電気調整器「エルシスSE-3MO3」

仕様:100VAC 50/60Hz OUT DC12V
最大出力 13.5mA

本体:W170×D250×H50(mm) 550g

非侵襲電気刺激(電気信号入力) 活動電位の電気信号 痛み・自律神経系器官の調整

痛み、および自律神経系器官を調整する活動電位の電気信号の推定、その電気信号の非侵襲印加による痛みの鎮痛、自律神経系器官の調整。

○仮説:末梢における痛みとその鎮痛

  • 痛い、しびれるなどの感覚はある活動電位の電気信号がブラジキニン、セロトニンなどの化学的刺激、圧迫や牽引などの物理的刺激により強いノイズが入り感覚神経から脳に伝播したものと考えます。また、ノイズが入った活動電位の電気信号の違いが痛みやしびれ感などの違いになると考えます。
  • 痛みの鎮痛はノイズが入った活動電位の電気信号を正常な活動電位の電気信号にすること、つまり、痛みの発生、出現部に活動電位の電気信号とほぼ同じ電気信号を非侵襲印加することで可能になると考えます。ただし、どんな痛みでも鎮痛できる訳ではありません。

○仮説:非侵襲電気刺激による自律神経系器官の調整

  • 自律神経系器官に伝播した活動電位の電気信号はアセチルコリン、ノルアドレナリンの化学伝達物質を放出、効果器官の受容体に結合し反応することで自律神経系器官が調整されています。化学伝達物質からはおもに自律神経系の活動電位の電気信号が伝達され、M、β、αの各受容体に結合し反応するものと考えられます。
  • M、β、αの各受容体に伝達される活動電位の電気信号とほぼ同じ電気信号を体外から非侵襲印加することで自律神経系器官の調整が可能になると考えれられます。

試作電気調整器「エルシス SE-3MO3」による調整

痛みの鎮痛と一部自律神経系器官の調整が可能な「エルシス SE-3MO3F、3MO3K、3MO3C」三種類の試作電気調整器の開発。当機器による実施例。

  • 「エルシス SE-3MO3F」は痛みの鎮痛と M 受容体の反応による副交感神経系器官を調整する活動電位の電気信号とほぼ同じ電気信号を印加できる試作電気調整器です。

    実施例:脊柱管狭窄症の痛み、変形性股関節症の痛み、ヘルペス後遺症の痛み、筋骨格系の痛み、その他の痛みの鎮痛
    (炎症による痛みの鎮痛は除く)。筋骨格系局所の血管の弛緩(NO 依存)。慢性便秘改善。

  • 「エルシス SE-3MO3K」はβ受容体の反応による交感神経系器官を調整する活動電位の電気信号とほぼ同じ電気信号を印加できる試作電気調整器です。

    実施例:筋骨格系局所の血管の弛緩。視力改善。

  • 「エルシス SE-3MO3C」はしびれ感を改善する活動電位の電気信号とほぼ同じ電気信号を印加できる試作電気調整器です。

    実施例:上下肢のしびれ感の改善。

令和元年 4月15日

日向野整骨院における
痛みを有する患者に対する
点電極治療のレトロスペクティブ調査

【臨床データ使用のお願い】

日向野整骨院で行っている「日向野整骨院における痛みを有する患者に対する点電極治療のレトロスペクティブ調査」において、患者さんのカルテ等臨床情報を使用させていただきます。

以下の内容を確認してください。

  • この調査研究は、下記のスケジュールで実施予定です。
  • 研究期間 令和元年4月15日 ~ 令和元年11月30日まで

    対象調査期間 平成30年9月1日 ~ 令和元年 3月31日まで

  • 今回の調査研究の対象は患者さんのカルテ情報です。
  • 過去のデータを使用する研究であり、新たな検査や費用が生じることはなく、また、データを使用させていただいた患者さんへの謝礼等もありません。
  • 使用するデータは、個人が特定されないよう匿名化を行い、個人情報に関しては厳重に管理します。
  • 調査研究の成果は、学会や科学専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人を特定するような情報が公表されることはなく、個人情報は守られます。
  • 調査研究の結果、特許などの知的財産が生じる可能性もございますが、その権利は日向野整骨院に帰属し、あなたには帰属しません。
  • この調査研究は、日向野整骨院の自主費用によって実施され、本研究に関する利益相反はありません。

もし、今回のデータ使用について同意をいただけない場合には、いつでも構いませんので、お手数ですが下記の問い合わせ先まで連絡ください。
また、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

日向野整骨院

院長:日向野眞一

共同研究者様募集/協業事業者様募集

弊社が開発した試作電気調整器による非侵襲電気刺激(電気信号入力)技術は、近未来、末梢での痛みの鎮痛、自律神経系器官の調整にとどまらず、中枢における医療・健康問題に応用できる新しい医療技術シーズになるものと期待できます。
しかし、これから弊社独自に研究開発、並びに事業化を進めるには力不足であり、共に新しい医療・健康技術を創り社会に貢献できる共同研究者様、および、協業事業者様を求めています。
賛同していただける方のご連絡をお待ちしております。


論文

「四肢、頭部、頸部、腰部の疼痛に対する点電極を用いた電気刺激療法の検討」(投稿準備中)

お知らせ
第12回 ヘルスケア・医療機器開発展 2022年3月16日~18日 会場:東京ビックサイト 展示会出展

知財

実用新案: 登録第3171499号
登録特許: 特許第4908163号
特許第6495516号
特許第6525245号